7月7日 七夕さま

他所では今日は七夕さま、飛騨は旧暦の8月7日です。子供たちも浴衣に着替えました。男の子は息子が幼稚園の夕涼み会に着たゆかた、女の子は私が小学校1年生の頃の納涼まつりに着ていたゆかたです。金魚すくいにヨーヨーすくい、綿あめをなめながら夜道を帰ったともに楽しい思い出。あれから幾星霜、息子は40代、母は高齢者の仲間入り、イロイロ凸凹人生、それぞれ歩んでゆきます。

雨が似合う花 紫陽花

雨が一番似合うのは紫陽花のように感じます。庭の紫陽花は染織展の御祝に鉢植えで頂いたもの、ここが気に入ったのかドンドン育っています。4鉢4種4様、みな種類が異なり、順番に咲き始めます。最初は山紫陽花、いまは額紫陽花が満開、ポップコーンおたふく紫陽花が花を増やし、西洋紫陽花が続いています。いろいろ紫陽花を愛でながら心も色々変わってゆきます…。

簾(すだれ) いとすゞし

カビないようにと梅雨明けに掛けるスダレ、今年は猛暑対策に早めに掛けました。室内は日射しが抑えられ、影が出来て涼しく感じます。見た目もすゞし、省エネに。

真綿(まわた)糸紡ぎ

糸紡ぎ体験がありました。真綿糸紡ぎは真綿から糸を紡ぎ、指でヨリをかけてそれをツバでおさえる単調な繰り返し、ツバが接着剤の働きをします。昔は農作業のない農閑期の仕事、のどの渇く真夏日にと驚きました。体験者は若夫婦、1時間余り紡ぎましたが、お二人とも前からしてみたかった、楽しかったと言ってお帰りになりました。大変だったと言う声はあっても楽しいとは、珍しい事です。ふと、学生時代の春休みに着物一反分、500gの真綿糸を作ったことを思い出しました。あれから半世紀近く、あの熱情はどこに …。

珍客来訪 Who are you?

夕方に出入口を閉めようと通路に出ると見慣れぬ小鳥が、ウンチをして庭に行くかと思いきやチョンチョンと玄関の中へ入ってきました。キョロキョロしながらレイちゃんのそばへ、近寄っても怖がる気配はありません。シッポが気に入ったのかしばらく出てきません。珍客に釘づけになっていましたが、急にさえずり始めて声がドンドン大きくなっていきます。やがてそれに呼応する様に外でも鳴き声が聞こえはじめ、ようやく飛び立ちました。外に出るとミミズをくわえた母鳥が屋根に停まっていました。迷子だった子鳥さん、アナタはだあれ?  、

7月1日 半夏生(はんげしょう)

七月を迎えました。能登地震から半年が過ぎましたが、未だ厳しい状況下に胸が痛みます。自分に出来ることは限られますが、復興が進む事を祈り続けます。今日は七十二侯の半夏生、夏至から数えて11日目。今日までに田植えが終わっていないと秋の収穫が半分以下になるという言い伝えがあるそうですが、年々時期が早まり、5月に田植えが行なわれています。毎年この日に半夏生の花を届けて下さる方がいました。葉の半分が白い半分化粧した様、今年からは探しに出かけます。

8月1日 ラジオ体操

8月を迎えました。夏休みに入り、プール通いの児童の姿が見られます。小学生の頃は8月1日から小学校でラジオ体操が始まり、参加するとスタンプを押してもらえました。スタンプが欲しくて頑張って早起きして出かけたものです。2年生の時の日記帳が出てきました。当時は夏休みの宿題に絵日記もありました。なつかしい昭和の夏です。