夜まわり当番

今週は町内の夜まわり当番。明治37年の古川大火以来、火事を出さぬ様にと火伏せの神である秋葉様を祀り、町内ごとに夜まわりをしています。これは女性の役目、男は外で仕事をし、家は女が守ると言う考えからでしょうか。暗い夜道を女が1人…、現代は強くたくましいのは女性の方かもしれませんね。拍子木もいい音を出すにはコツがいります。「火の用心、マッチ一本火事の元」

面構えがいい

「いい面構え」と会った瞬間に思いました。今回初めてお世話になった塗装職人の親方。仕事をしている姿はまさに「面構えがいい」。仕事は丁寧で早く、物腰は穏やか。これまで「面構え」と言う言葉が浮かんだことは殆どありません。覚悟を決めた野武士の様な風貌でありながらガラスの様な琥珀色の瞳、優しい目元。長年培った仕事に対する誇りと情熱、自信が人格を創り上げたのでしょうか。よき時間、出会えて幸いです。

いい顔 90歳

久しぶりでご近所のお婆様とお話ししました。お目にかかって感じたことは「いい顔してる!」。地元古川で生まれ、昭和から令和と、最近まで4世代同居の生活だった90歳。今でも家族のために台所に立っています。かき揚げ、錦玉子、味ご飯から草餅、イチゴジャムと多種多様なお料理、その御福分けに時々あずかり、本当にありがたいことです。言葉には人柄が如実に出ますが、感じたことは芯の強さの中に謙虚さがあること。天ぷらの揚げ方が上手だと褒めても、新しい鍋が良かったのかも、草餅が美味しかったと言ってもモチ米とヨモギが良かったからと、他も然り、自慢話はありません。また、お嫁さんも長年の同居生活からの智慧があり、これ以上踏み込んではいけないと、呑み込むことを知っていると感じます。幾多の歳月を経てのよきご家族。私がいい顔になるのはいつでしょう?一層努めます。

スナップエンドウ

スナップエンドウをいただきました。スーパのとは大違い、丸々太って茹でると甘くプリプリ、パクパク止まりません。茹でた写真を忘れました。

ボケがぼけた〜

鳥がまた種を運んできたのか、知らないうちに白い蛍ブクロが咲いていました。紫よりも灯りが似合います。その上を観るとなぜか赤いボケも、季節はずれの戻り花。気候変動の影響が出ています。

梅雨入 考カエル

梅雨に入った途端、昨夜から一日中雨が降り続いています。庭では蛙の高らかな第九の声。工房もやっと蛙の室礼になりました。蛙は日本では縁起物として喜ばれますが、エジプトやバリ島などでは聖なる生きもの、神様の使い、幸運を運ぶ神様として崇められています。蛙グッズであやかる事が出来るでしょうか?福カエル、お金がカエル、若カエル…

みんな違って みんな花しょうぶ

花しょうぶが競って咲き始めました。以前に朝市で処分価格4株500円で求めたもの。手入れをしていないのに毎年増え続け、今年はビックリする程。構わないと野生に還り、たくましくなるのでしょうか。人間も同じかもしれませんね。色も4色4様、みんな違って、みんな美しい。

夏至

今日は夏至、一年で1番昼の長い日。哀しいことk日焼けする時間が1番長い日と考えてしまいます。小さい頃は遅くまでたくさん遊べると喜んだのに、陽を浴びると湿疹が出るようになってしまった現在の私。お日様は決して悪くありません。