紫陽花 雨の花

午後から久しぶりのおしめりとなりました。木々もひと息ついている様子、中でもひときわ喜んでいるのが紫陽花、天に向かって唄っているようです。

夏越の祓い

今日は夏越の祓い、令和7年も半分過ぎ、神社では茅の輪くぐりが行われ前半の心身の不浄を祓い清めます。この日に欠かせない和菓子が水無月、三角はマスを半分にした半年分をあらわし、小豆は厄除けのはたらきがあります。今年の茅の輪くぐりは叶いませんが、水無月をいただいて祓い清めます。

夏至 十薬ドクダミ

今日は夏至、一年で最も昼が長い日。連日30°を超え、アセモが出来ました。そんな気候を尻目にドクダミの白い花が咲き誇っています。名前と異なる愛らしい姿。

古稀同窓会

昨日、高校の古稀同窓会がありました。高山市の桜山八幡宮で御祈祷していただき、記念品は特別御朱印。同じ会場で懇親会がありました。学舎を巣立って半世紀、置かれた環境で人は変わりながら人生を積み上げてゆくと改めて感じました。時間の経つのが早すぎる至福のひとときでした。病気自慢をしても誰も幸せにはなれません。校章のトンボのようにこれからに向かい、前進して行きたいものです。

 

梅雨入り 山紫陽花

9日の梅雨入りを待ちわびたように山紫陽花が咲き始めました。工房開設の御祝に大恩人から頂いた鉢植えの花、大きく成長しました。恩返しが出来ない内に旅立たれ、先月13回忌を迎えた恩人、感謝を込めて恩送りしてゆきます。

6月6日 父の嘯月命日

6月6日は父の嘯月命日、19年になります。年を重ねるに従って父の愛をありがたく感じます。後年は「俺が我慢してきたんだからお前も我慢しろ」など理不尽なことも言われました。ユーモアある青年が戦争体験をし、帰省後は3世代同居の旧家の重圧と嫁姑の修羅場から性格が変化した姿は、生きることの難しさを教えてくれた様に感じます。昨日嬉しい事がありました。工房を訪れたフランス青年が「今まで観た庭の中で1番美しい。」すぐに「父の愛した庭です。嬉しいです。」と返答するとうなずいていました。手入れは行き届きませんが、草木が自由にのびのび育っている様が良いのかもしれません。お父さん、ありがとう。

芒種 飛騨の端午の節句

今日は飛騨の端午の節句、日中は陽射しが強く節句にはそぐわない様相です。かつては旧暦の方が祝うのに相応しかったのですが、地球温暖化で様変わりです。でも嬉しいことに朝市に菖蒲がありました。おやつに柏餅を頂き、今夜は菖蒲湯で邪気を払います。

6月1日 更衣

今日から6月、和服は裏の付いている袷から裏の無い単衣に、小物も夏の透かしのある絽の帯揚げと細目の帯揚げになります。気分は初夏ですが、飛騨はまだ寒く囲炉裏に火をつけました。そんな中、6月を待ち望んでいたかのように夏ハギが咲き始めました。草木は偉いですね。

新しい筧(カケヒ)

古くなった筧をようやく新しくする事ができました。作って頂いた職人さんがお亡くなりになり、思案しているうちに月日が経ってしまいました。ネットで調べ初めて注文しましたが迅速で丁寧な対応、製品も良くうれしいです。明日から6月、おかげで気分も一新、ありがとうございます。

エビの御守り

朝1番にいらした中国の老婦人、ご見学をされた後に玄関でHAPPY birdと言ってTシャツと同じ色の折鶴をプレゼントすると部屋に戻っていらっしゃいました。ショルダーからビニール袋を出すと中には色とりどりのエビの飾りが入っていました。1つあげると、ご自分で作られた御守りとの事、迷いましたがピンクのエビをいただきました。エビは長寿と幸福の象徴、ありがたいことです。老婦人が幸いでありますよう…感謝!