6月6日は父の嘯月命日、19年になります。年を重ねるに従って父の愛をありがたく感じます。後年は「俺が我慢してきたんだからお前も我慢しろ」など理不尽なことも言われました。ユーモアある青年が戦争体験をし、帰省後は3世代同居の旧家の重圧と嫁姑の修羅場から性格が変化した姿は、生きることの難しさを教えてくれた様に感じます。昨日嬉しい事がありました。工房を訪れたフランス青年が「今まで観た庭の中で1番美しい。」すぐに「父の愛した庭です。嬉しいです。」と返答するとうなずいていました。手入れは行き届きませんが、草木が自由にのびのび育っている様が良いのかもしれません。お父さん、ありがとう。
