春から外国からの来訪者が急に増えました。人口2万人余りの古川の工房にご来訪下さる事、在住地を尋ねて地球儀で確かめると世界中のはるか遠くから、ありがたいことです。ある日、イラン人の男性が見学して褒めてお帰りになりましたが、何もお返ししなかった事が心に引っ掛かっていました。その後に思いついたのが折紙のプレゼント。外国人に人気がある折鶴を考えましたが、普通の折鶴はクチバシが2枚重ねになるため、情けないことにへバーテン結節の指では上手く作ることが出来ません。そこで思い出したのが、以前宿泊したホテルの机に置いてあったプレゼントの和紙の寿鶴。部屋に入った時、その心遣いがとても嬉しかったです。折り方付きだったので試しに折ってみるとクチバシも折ることが出来ました。それから外国人の方にMemory としてプレゼントしています。いらした方には差し上げていましたが、すぐに鶴が足りなくなります。また興味の無い方もいらして、今は様子を見て差し上げています。日本人もお好きな方にプレゼント。ほんわか古川の思い出作りになったらうれしいです。